トークン
供給ルールを後から変えられないトークンを作れます。手数料は正確に決まっていて、残高は Quantus の取引から計算されます。
作成者でさえ、こっそり供給を増やせないトークンはどう作るのでしょう?
Qlyphs のトークンは、ふつうの Quantus の取引の上に重ねた仕組みです。QLYP-v1 はそうした取引を順番に読み、同じルールを当てはめて残高を計算します。トークンは Quantus にもともと備わった資産機能(ネイティブの資産パレット)ではありません。また、プロトコルの実装はまだセキュリティ審査が必要です。
ボンディングカーブで始まり、NEAR へ移行
トークンはボンディングカーブで発行が始まります。1,000 ロットあり、価格は 0.01 から 0.44 QTC まで上がっていきます。1,000 ロットがすべて売れると、トークンは NEAR へ移行します。NEAR 上にトークンとその流動性プールが作られ、NEAR Intents があらゆるチェーンの買い手をそこへ連れてきます。
トークンの一生:作成から送金まで
誰でもミントできるトークン GLYF を例に、作成から保有者どうしの送金までを追ってみましょう。
- 最大供給量
- 1,000,000
- ミント上限
- 10,000
- ミント済み
- 0%
- 01 / 05
GLYF を発行する
シンボル、小数桁、最大供給量、1 回あたりのミント上限、ミントできる人を決めます。1 回の取引で Qlyphs 手数料(オンチェーンのレートで 25 USD 分の QTC)とネットワーク手数料を払います。最初に受理されたシンボルの申請で GLYF が作られ、発行ルールは二度と変えられません。
- 02 / 05
誰でもミントできる
この例ではミントは誰でもでき、上限は 10,000 GLYF です。1 回のミントで、この上限と残りの供給量の範囲内なら好きな量を申請でき、0.01 QTC とネットワーク手数料を払います。作成者もミントできます。プロトコルは均等な配分を保証しません。
- 03 / 05
供給が埋まっていく
ミントのたびに、ミントのルール、1 回あたりの上限、残りの枠がチェックされます。却下されたミントはトークン残高を変えません。ネイティブの手数料の支払いが成功していた場合、Qlyphs 手数料は返金されません。
- 04 / 05
供給が上限に達する
この例では最後の 10,000 GLYF で上限に達します。作成者を含め、誰もそれを超えてミントできません。もっと小さなミントで残りを埋めることもできました。
- 05 / 05
保有者は自由に送れる
保有者は使えるトークンを別のアカウントに送れます。ネットワーク手数料はかかりますが、Qlyphs 手数料はかかりません。相対取引のオファーのために確保されたトークンは、解放か決済されるまで送れません。
トークンを作るときに決めること
以下の項目は、トークンができた時点で固定されます。
- 重複しないシンボル。 そのネットワークで最初に有効な申請をした人が取れます。署名するときは、完全な資産 ID とネットワークによってもトークンが特定されます。
- 小数桁。 最小単位をどう表示するかで、0 から 18 桁までです。
- 最大供給量。 受理されるミントすべての合計の上限です。
- 1 回あたりのミント上限。 1 回のミントでは、この上限と残りの供給量の範囲内で、好きな量を申請できます。決まった量を必ずミントするわけではありません。
- ミントできる人。 誰でも、または作成者だけです。
トークンの作成には、オンチェーンのレートで換算した 25 USD 分の QTC と、ネットワーク手数料がかかります。1 文字から 12 文字まで、どのシンボルも同じ料金です。次の 6 つのティッカーは決して作れないため、誰もそれになりすますことはできません:BTC、ETH、QLYPHS、QTC、USDC、USDT。署名する前にシンボルが空いているか確認してください。それでも、競合する申請が先に通ることはあります。ネイティブの手数料の支払いが成功しても QLYP があなたの申請を却下した場合、その手数料は返金されません。
公開されたルールでミントする
1 回のミントには 0.01 QTC とネットワーク手数料がかかり、トークンのミントのルール、1 回あたりの上限、残りの枠をすべて満たす必要があります。作成者も同じルールでミントできます。誰でもミントできるからといって、配分が均等になるわけでも、作成者が先にミントするのを防げるわけでも、トークンに価値が出るわけでもありません。
ボンディングカーブで発行する
ボンディングカーブのトークンは、同じ大きさの 1,000 ロットに分けて販売されます。価格は 5 段階で上がり、1 ロットあたり 0.01 から 0.44 QTC、合計 210 QTC です。保有者はカーブの準備金に売り戻すことができます。最後のロットが売れると、トークンは NEAR へ移行し、あらゆるチェーンの流動性がそこに届くようになります。
トークンを送る
トークンの送金に Qlyphs 手数料はかかりません。かかるのは Quantus のネットワーク手数料だけです。販売のために確保されたトークンは、その確保が解除されるか決済されるまで送れません。
手数料の支払いと受理
作成とミントでは、メッセージ(リマーク)とその Qlyphs 手数料を、1 つのアトミックなネイティブのバッチ(すべて成功するか、すべて失敗するかのまとまり)に入れます。手数料の支払いが失敗すると、そのバッチは取り消されます。ネイティブのバッチが成功しても QLYP のルールに反していれば、QLYP はその操作を却下し、トークン残高もプロトコルの順番も変えません。すでに支払った Qlyphs 手数料は返金されません。ネイティブでの成功と QLYP での受理は、別々のチェックです。
| 操作 | Qlyphs 手数料(ネットワーク手数料は別) |
|---|---|
| トークンを作成する | オンチェーンのレートで 25 USD 分の QTC |
| ボンディングカーブでロットを買う | 0.01 から 0.44 QTC(ロットごとに決まる) |
| 誰でもミントできるトークンをミントする | 0.01 QTC |
| 送金 | なし |
| Quark を作成する | 現在は 0.1 QTC。ブロック 218,350 からはオンチェーンのレートで 25 USD 分の QTC |
| 相対取引のオファーを買う | 価格の 1%(切り上げ)、買い手が支払う |
価格はドル建てでひとつ
作成と Quarks の料金はドル建てなので、費用は QTC の価格ではなくドルに連動します。それを換算するのは、チェーン上のひとつの数字、つまり 1 ドルあたりの QTC のレートです。Qlyphs はこのレートを、決められた範囲の中で、少しずつ、適用のおよそ 1 日前に公開します。そのため、どの変更も前もって誰でも見られます。あなたのウォレットは、2 つの証人(ウィットネス)がともに署名した状態からレートを読み、手数料を自分で計算して、そのブロックに対して署名します。そのため、レートが変わったせいで手数料が無駄になることはありません。ミントは 0.01 QTC の固定のままです。
メインネットでは、手数料表が有効になるまで Quarks は 0.1 QTC で利用できます。トークンの作成は手数料表と同時に始まり、トークンができればミントもできるようになります。送金は今すぐ使えます。購入はメインネットではまだ無効です。