Qlyphs ドキュメント

しくみ

チェーンが記録し、インデクサーが解釈し、証人が証明し、最後に決めるのはあなたのウォレットです。4 つの役割は、あえて分けてあります。

問い

Qlyphs では誰が何をしていて、なぜその仕事を分けているのでしょう?

Qlyphs は、署名された Quantus の取引を資産のしくみに変えます。たとえば代替可能なトークン、1 つずつ違う Quarks、QTC で値付けされるマーケットです。その中心にあるのが QLYP という決定的なプロトコル(同じ入力からは必ず同じ結果が出るルール)です。操作は Quantus に記録され、同じ履歴に同じルールを当てはめれば、誰が計算しても同じ残高になります。

考え方はひとことで言えます。所有権はチェーンの履歴から組み立て直せるべきであり、購入は、あなたのお金を受け取ったあとでサーバーが渡すかどうかを決めるようなものであってはならない。

4 つの役割、1 つの取引

  1. 01 / 05

    内容の決まった取引に署名する

    ウォレットは Quantus の取引を自分で組み立て、資産、数量、送り先、費用を見せたうえで、あなたの端末上で署名します。アプリは取引を提案できますが、ウォレットが承認する内容を変えることはできません。

  2. 02 / 05

    Quantus が順番を決める

    チェーンは署名を確認し、取引をブロックに入れ、ネイティブの QTC 送金を実行します。QLYP メッセージは記録しますが、それが有効なトークン操作かどうかは判断しません。

  3. 03 / 05

    インデクサーが意味を与える

    インデクサー(チェーンを読んで整理するプログラム)は、確定したブロックを順番に読み、公開されている QLYP のルールを当てはめます。その結果として、残高、所有権、予約が決まります。インデクサーがあなたの復元フレーズや、QTC を使える鍵を持つことはありません。

  4. 04 / 05

    2つの証人が一致する

    TypeScript 製と Python 製の、互いに独立した2つのリプレイエンジンが、チェーンから同じ確定済みの状態を計算し、それぞれ ML-DSA-87 で署名します。両者の一致は証拠であって、両方が誠実だという数学的な証明ではありません。

  5. 05 / 05

    ウォレットは支払う前に確かめる

    保護された購入では、ウォレットは自分に組み込まれた鍵で2つの署名を検証し、これから支払うオファーを確認してから署名します。証拠が欠けていれば、信頼に頼るのではなく、購入そのものを無効にします。

それぞれの役割が言えること

Quantus:順番を決めて実行する

チェーンはあなたの署名を確認し、取引の順番を決め、ネイティブの QTC 送金を実行します。Quantus の取引が成功しても、それだけで QLYP の操作が有効だったことにはなりません。

ルール:受け入れるか拒否するか

QLYP は、メッセージの形式、あなたの連番、承認、数量、それまでの状態を確かめます。トークンへの効果が生まれるのは、ルール全体がその操作を受け入れたときだけです。

インデクサー:リプレイして提供する

確定したブロックをリプレイ(最初から順に読み直すこと)し、その結果を表示用に提供します。あなたの復元フレーズも、QTC を使える鍵も持っていません。

証人:証明する

互いに独立した 2 つのリプレイエンジンが、自分で計算した状態に署名します。その署名に意味があるのは、あなたのウォレットが、組み込まれた鍵で署名を確かめるからです。

決済を決めるのはサーバーではありません

有効な購入では、プロトコル自身の状態遷移ルールによってトークンが渡ります。サーバーからの通知、データベースの行、手作業で承認された残高が、所有権の根拠になることはありません。

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